明確な目標を決める

企業というものは、目標を設定するのが得意だ。
資源を効率的に費やし、エネルギーに適切に注ぐ必要があるので、具体的なゴールを設定するのが必須なのだ。
はっきりした目標だけではなく、そこに到達するための戦略と計画も用意されている。
ライバルと競り合い、市場を値踏みする。
リーダーたちは、売上げ高、成長率、利益剰余金、市場占有率に関する明確な目標を設定する。
今後のビジネスの舵切りのため、腰を落ち着けてこれらの議題を話し合い、最終決定は明文化する。
経営側の明確な目標は、従業員の働き方に影響を与える。
日々の仕事に差が生まれ、やはりここでも、小さな選択が非常に重要になる
私たちには、目指す方向がある。
だから、今日、今週、今月にこれをやらなければならないのだ、と。

経営方針は、想像以上に従業員の心理に影響を及ぼす

一九九八年、ノルウェーの大手重工業会社「クヴァナー」のCEOに就任したシェル・アルムスコーグが強調したのは、大胆な経費削減だった。
この方針は、徐々に従業員たちの態度に影響を与えていった。
経営方針は、想像以上に従業員の心理に影響を及ぼすものだ。
経営側が、絶えずコストを削減する必要を伝え続ければ、ついにはキャッシュフローに影響が及んでしまう。
ほとんどの企業にとって、競争は過酷なものである。
小さな戦いに勝ちたいのなら、従業員の一人ひとりが、少し余分にがんばらなければならない。
しかし、コスト削減を強調する会社で働く従業員は、顧客に会うときに、ついそれが態度に表れてしまうのだ。
競争で優位を勝ち取りたいならば、もっとも焦点を合わせるべきは、仕事への姿勢とやる気のはずである。
コスト削減に焦点を当てているいると、顧客が意思決定を行う瞬間に、何かが違ってしまうのだ。
その後、名実業家のシェル・インゲ・ロッケ(「PART1」の「1まず、自分の「現在位置」を確認する」の「いつか自分は死ぬ」参照)が「クヴァナー」の経営に着手すると、「いかに収入を生み出すか」に意識を向けた。
当然ながら、従業員の態度は大きく変わった。
あらゆる状況、あらゆるレベルにおいて、従業員の士気に影響を与えたのだ。
意識を向け、力を入れたことが、結果として自分の手のなかに帰ってくるわけだ。

個人を「ひとつの会社に見立てる」

厳しい競争に常にさらされるビジネスの現場とは違って、個人の場合、目標を意識するチャンスがなかなかない
驚いたことに、トップクラスのスポーツ選手にも、目標を持たなかったり、目標が間違っていたりする人が多い。
私たちは、めったに人生を俯瞰で見ることがない。
明確な目標を欠き、それゆえ戦略を持たない。
流れのままに川を漂流し、岩に頭をぶつけて、「痛い!」と叫び、そのまま流されてゆく。
自分で岸に上がって、もっといい進路を選ぶことも、同じぐらい容易にできるはずなのに。
あなたが本気で自分を変えたいなら、まず、あなた個人を「ひとつの会社に見立てる」ことを試してほしい。
重役会議にあてる時間をつくり、業務明細表を作成し、ゴールを決めて戦略計画を立てる。
そして、あなた自身の「理念」を決める。
そうすると、よい目標を設定して、そこに到達するために必要なステップを踏むことが、より簡単になるだろう。
迷ったら「あの快感」を探せよい目標は、人生に影響を与える力を持っている。
考えたり、思い浮かべたりするだけで、自分のなかの反応を引き出せる。
よい目標は、容易にアクセス可能で、日常生活のささいな選択に直面したときにも、大きな結果に関わる重大な決定を下す場合にも、使うことができる。
「心のリュックサック」から簡単に荷降ろししたり、少し疲れたときに取り出したりできる。
その目標を思い浮かべただけで、よりよい選択肢を選べる
そうでない場合は、残念ながら、あなたは悪いゴールを設定したと言える。
よい目標に到達すると、強い「あの快感」が得られる。
目標に向かって小さなステップを上がるたびに、「あの快感」を少しずつ味わうことができる。
だから、一番になるために自分がしていることが、大好きになる。
あなたのフィールド内のあなたのゴールに達することで、すばらしい気分が味わえるのが、よい目標である。
よい目標には、そこを目指す途中のあなたに、解決すべき手ごわい課題を与えるという一面もある。
どうにかそれを解決することで、「あの快感」が増加する。
その過程が楽しいとわかっているので、厳しい目標にも、さまざまな方法で挑むことができる。
目指すゴールまでの道のりがシンプルなら、それは望ましいゴールとは言えない。
単純すぎるゴールに到達しても、ちっとも気持ちよくないからだ。

夢は大きく持つべき

次は夢について考えてみよう。
夢は大きく持つべきだ。
ただし、それを実生活の体験のなかに落とし込まなければならない。
夢がどうすれば実現するかを分析し、段階を踏む必要がある――ところが、これを実践する人は非常に少ない。
「私の夢は」と考えてみても、「もっとよくなりたい」という曖昧な表現しか出てこない。
もっと成長して、もっといいリーダーになり、もっと稼ぎ、もっとスポーツの腕を上げて、もっと友人や家族と時間を過ごそう、といった具合だ。
「夢を叶えるには何をすればいい?」と明確な段階を踏むことがなければ、現実がぼんやりしたイメージを超えることはない。
だからどんな夢に向かうにせよ、目標は具体的かつ簡潔であるべきだ。
さらに言うと、「かっこよく」あるべきだ。
想像するだけで、喜びに身震いするような。
なにがなんでも手に入れてやろうと思わせるような。
感情を刺激しない目標は、効果がない。
なんらかのスイッチが入り、毎日の意思決定のプロセスを変えさせるだけのインパクトが必要なのだ。

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